こんな小手先のテクニックは雀鬼様に怒られそうですが、チーやポンをしたときに相手に残りの手牌を見破られないようにする理牌の仕方の説明です。
間に 1 枚残るチー
これはよくある例ですが、綺麗に理牌している人は、
2m3m4m4m
という形から、2m4m のカンチャンでチーすると、間に 3m があることが一発でバレます。 それだけでなく、残りの形が 3m4m という形であることもバレてしまいます。 なぜなら、仮に 2m3m4m5m や 2m3m4m4m5m のような形であれば、4m5m を晒すのが普通であり、残っているのは 3m4m であるとほぼ一点読みできてしまうのです。
このような形からチーしていく場合は、次のように理牌しておくと必ず隣り合った牌同士でさらすことができます。
4m2m3m4m
元の形から、4m を一番左側に移動させれば OK です。
間に 2 枚残るチー
2s3s3s4s
という形から、2s4s のカンチャンでチーすると、間に 3s3s とあることがバレます。 アタマの確定であればよいのですが、ホンイツなどをやっているときは、これが致命傷になりかねません。 この形は、1s2s3s4s5s すべてチーできる形ですが、次のように理牌しておくと、必ず隣り合った牌同士でさらすことができます。
3s4s2s3s
右端にあった 3s4s をその形のまま左端に移動させればこの形になります。
1 つの目の例と同様に、カンチャンを含む全てのターツが隣り合うように配置されているところがポイントです。 慣れればすぐにできるようになりますが、この配置を覚えられない場合は、2 枚揃っている牌(上記の場合は 3s3s )を両端に持ってくると覚えてもよいかもしれません。 ただし、そのように移動させると 2 ステップかかるので、理想は 3s4s の 2 枚をまとめて動かすことです。
端牌の両面チー
1p1p2p3p6p7p9p9p
上記のような形から 1p4p 、6p7p などをチーしていく場合も同様です。 内側のターツを外側に移動させて、下記のように理牌しておけば、1p や 9p が危険牌として察知される可能性を減らせます。
2p3p1p1p9p9p6p7p