7m を切ってから、しばらくして 8m を切ってくる場合は、その周りの牌があったということなので、
7m7m8m8m
からの 7m8m 外しの可能性が高いです。 よくあるのが次のようなメンツオーバーの形。
7m7m8m8m2p3p6p7p8p6s7s1z1z1z
三色が見えるので、ここからは 7m を落としておいて、下記の形にしておくのが手筋です。
7m8m8m2p3p6p7p8p6s7s1z1z1z
8m は雀頭候補になりますから、目一杯に打つのであれば、すぐに 8m を切ることはありません。 ピンズ、ソーズが埋まれば 7m 切りリーチです。 一方、先に 6m を引いてマンズのメンツが完成したら、牌効率的に 8m を外しておきます。
6m7m8m2p3p6p7p8p6s7s1z1z1z
つまり、マンズが完成して、リーチ宣言牌より前に 7m8m が並んでいる場合、跨ぎ筋の待ちにはなりにくい ことになります。 逆に跨ぎ筋の待ちになるのは、次のような完全イーシャンテンになったとき。
7m8m8m2p2p6p7p8p6s7s1z1z1z
8m は雀頭候補なのでギリギリまで引っ張りますが、先に 5s8s が埋まると、雀頭は 2p になり、8m 切りの両面待ちになります。 つまり、両面待ちターツ落とし後の即リーだと跨ぎ筋の両面待ちになりやすい とうことになります。
もちろん例外もあります。 マンガ 『天牌67巻』 で山田さんは下記の手牌から 7m8m と落としていきますが、このようなケースではマンズ待ちは残りません。
でもこんな一盃口の形を崩していくはレアケースかな。 あるとすれば別の場所で三色になりそうで強引に狙っていくといき。