「飛びトイツは間を落とせ」 という格言があります。
2m3m4m5s6s6z6z6z3p3p5p5p7p7pこのような飛び飛びの3トイツから1枚外す場合、間の 5p を落とすのが牌効率が良いということですね。 3p3p5p7p7p という形を残せば、3p4p6p7p の4種12牌の受け入れで1面子1雀頭が完成します。
これはその通りなのですが、赤入り麻雀では少し状況が変わってきます。
2m3m4m5s6s6z6z6z3p3p5p0p7p7pこのような手牌ではできるだけ赤 0p を使い切りたいとこですが、ここから 5p を外すと、3p7p ツモのときに 0p を捨てることになってしまいます。
一方、7p を外して 3p3p5p0p7p の形にしておくと、直接聴牌する受け入れは 3p5p6p の3種8牌に減ってしまいますが、どれを引いても赤 0p を使い切ることができます。 また、2p4p8p を引くと一手遅れにはなりますが、リャンメン形が残り(完全イーシャンテン)、こちらも赤 0p を使い切ることができます。
赤 0p を切ってでも最速聴牌を目指すべきかどうかで見極めましょう。
ちなみに、次のように端に寄っている3飛びトイツの形も検証しておきます。
1p1p3p3p5p0pこの場合は、セオリー通り 3p を切っておけば、1p2p4p5p いずれを引いても赤 0p を使い切ることができるので大丈夫です。