まくまく麻雀ノート

読書メモ『伝説の雀鬼』柳史一郎

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麻雀を題材にした映画の中では、間違いなくトップレベルの闘牌シーンを見せてくれる『雀鬼』シリーズ。 その原作となっている小説です。 ちなみに、有名どころの麻雀映画では『麻雀放浪記』がありますが、その麻雀指導も桜井氏が行っています(関係ないけど、『麻雀放浪記2020』はひどかったなぁ^^;)

基本的には映画と同様のストーリーですが、御曹司に化けてカモりまくる話などは、この小説でしか楽しめません。 それにしても、第9話の「治外法権麻雀」は裏技のオンパレードなので、説明がものすごく長いです(他の話は30ページ前後なのに、ここだけ80ページもある)。 映画版の『雀鬼』よりも裏技に関して詳細に解説されていて、そーゆーの好きな人はすごく楽しめると思います。 ローズ(通しサイン)などの解説もこんな感じで詳しいです。

  1. 山を左から右に積み重ねたら元禄が入っている。山を積み重ねる前後に両手が前に出たら爆弾が入っている。
  2. 右手が開いたまま卓上にあったら相手に注意。その手が微かに卓を叩いたらすでに通した牌を打て。
  3. チー、ポン、リーチをかけたいときは手がどこでも親指を立てる。返事で親指を立てたらゴー。小指を立てたらだったら動くな。
  4. 了解したなら自然に右手を横に流す。

などなど。

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ツキや流れの話もしかり。 上記図はその一部ですが、有効牌の引き入れ速度の違いによって、後リーチが勝つという状況を端的に示しています。 わたしは別に流れ信者ではないですが、麻雀を長くやっていると、小手先の技術よりも、こういった変化に気付くことがいかに大切かが分かってきます。 本書はそんな実戦向けの内容が散りばめられているだけでなく、単純に 20 年間無敗の物語としても面白いです。

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