まくまく麻雀ノート
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5m6m7m7m8m3s4s5s6s2p3p4p7p8p

平和を目指していると、ときどきこのような雀頭のない形になります。 この形はよく見るとメンツオーバーになっています(マンズ2メンツ、ソーズ1メンツ、ピンズ2メンツ)。 そう考えると、ソーズを1メンツに固定する 3s6s 外しが最も効率がよいということは何となく理解できるのですが、ここではもう少し深く考察しておきましょう。

7p8p の両面系を外してしまうと明らかに受け入れが狭くなってしまうので、通常はマンズかソーズのどちらかを外すことになります。 問題はマンズとソーズのどちらが雀頭を作りやすい形なのかということになります。

ソーズを先に外しておいて 6m9m を引いてもあまりうれしくない(7p8p の単騎になってしまう)ので、ソーズではなく 8m から外していこうと考えてしまうかもしれません。 そうしておけば、3s6s 引きでの雀頭完成も狙えますし。 でも、5m6m7m7m8m という形は、実は、4m5m7m8m のいずれを引いても雀頭が完成するとても受けの広い形です。 また、8m の方を外してしまうと、7p あるいは 8p が雀頭になったときに、7m8m という両面ターツを使えなくなってしまいます。 なので、マンズには手をつけないほうがよいです。

一方で、ソーズの 3s4s5s6s というノベタン形から雀頭を完成させるための有効牌は 3s6s の2種類しかありません。 よって、この手は 3s6s を外してマンズの好形を残すという選択が第一候補になります。

  • 8m 切り … 平和になる受け入れ 4m7m3s6s6p9p 6種20牌
  • 3s or 6s 切り … 平和になる受け入れ 4m5m7m8m6p7p8p9p 8種26牌

5m6m7m7m8m という形は、6m9m 引きの2メンツ完成を狙うために利用することができ、同時に 4m5m7m8m 引きの雀頭完成を狙うことができる好形だということを覚えておきましょう。 この形は雀頭候補スペシャルとして暗記しておくことをオススメします。

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