愚形が残っているときに、唯一のリャンメンターツをチーすると、受け入れが狭くなって、結果的にテンパイまでの効率が悪くなることが多くなります。
愚形の部分はくっつきによるリャンメン系への変化などを狙っているわけですから、くっつきの候補はなるべく多く残すように打つ方が効率がよいのです。
例えば、
2m3m8m8m3p6p3s4s8s9s5z5z5z
といった形から、1m4m や、2s5s をチーしていくと、3p6p8s9s のいずれかを切り飛ばさなければいけません。 3p6p へのくっつきによるリャンメン変化や、ペン 7s の受け入れ候補はなるべく残しておきたいわけですから、愚形を残すリャンメン系のチーはなるべく遅らせるべきです。
目先のシャンテン数を減らすことではなく、テンパイと上がりまでの総合的な距離を考えて鳴きの選択をしましょう。