まくまく麻雀ノート
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麻雀好きな友人と、部屋でまったりしているときに考えた2人麻雀ルールです(2人じゃなくてもできるかもしれません)。 やったことある人にはわかると思いますが、2人で手積み麻雀をやると、山を積むのが非常に面倒です。 そこで、その手間を省けるようにした超ズボラルールを考えたわけですが、これがやってみるとなかなか面白いので紹介しておきます。

洗牌と配牌

まずは、配牌の作り方です。

  1. 洗牌する(このとき半分くらい牌が表向きになっても構わない)
  2. 裏向きになった牌を13枚集めて相手に渡す(それが配牌になる)

ただ適当に混ぜて、裏向きになった牌を集めて配牌を作るだけです。 山を積まなくてよいので、本当にすぐに配牌が作れます。 洗牌後に牌を裏返さなくてよいというのもスピードアップに一役買っています(後述のルールため、むしろ表向きの牌が残っていないといけません)。 自分の配牌ではなく、相手の配牌を作るのは、拾いによるズルをなくすための配慮です。

手作りから和了りまで

この時点で、2人の配牌ができあがり、卓上には表向きの牌と裏向きの牌がたくさん残っている状態になります。 ここからツモと打牌を繰り返していくのですが、次のような特殊ルールで進めていきます。

  • ツモは表向きと裏向きの牌どちらを持ってきてもよい
  • ロン和了りは普通にできるが、ツモ和了りは裏向きの牌でしかできない

お分かりでしょうか? 表向きの牌から欲しい牌を自由にツモってくることはできますが、それだけ相手に手牌を読まれやすくなります。 リーチも普通にできますが、リーチ後は裏向きの牌しかツモってこれません(裏向きの牌でしかツモ和了りはできないので)。

相手の手牌がある程度見えているという点では、『アカギ』に出てくる鷲巣麻雀に似てますね。 字牌なんかを集めだすと、かなり警戒されることになります。 相手が欲しそうな牌を先にツモっちゃうとか、普通の麻雀にはない駆け引きを楽しめます。 ぜひ試してみてください。

一点注意なのが、このルールだと国士無双の効率がものすごく高くなってしまうことです。 国士無双は無しにするか、満貫くらいにしておくのがよいです。

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